共催 触媒学会関西地区 日本化学会近畿支部 近畿化学協会触媒・表面部会
有機合成化学協会関西支部 化学工学会関西支部
毎年、夏の恒例行事となりました触媒学会関西地区の触媒研究懇談会をご案内申し上げます。本会の趣旨は企業、大学等の触媒研究に携わる方々の交流を深め、研究活動を発展させることにあり、今回は淡路島にある淡路夢舞台国際会議場を会場として開催することといたしました。本会場はウェスティンホテル淡路に隣接しており、盛夏の一時を過ごすにも最適の地となっております。講演についても先端技術に関するものを取り揃えており、ご満足の頂ける内容かと存じます。是非とも皆様お誘い合わせの上、御参加いただきますようお願い申し上げます。
(〒656-2301兵庫県津名郡東浦町夢舞台一番地 電話 0799-74-1020)
交 通 JR舞子駅より、高速バス(明石海峡大橋利用)で約20分、淡路夢舞台バス停下車すぐ。
お車では神戸淡路鳴門自動車道・淡路ICを下り、国道28号線を海岸沿いに南へ約5分。
または、神戸淡路鳴門自動車道・東浦ICを下り、国道28号線を北へ約5分
月 日 | 午 前 | 午 後 | 夜 |
7月31日(木) | テーマ(1) 特別講演 | 懇親会 | |
8月1日(金) | テーマ(2) テーマ(3) | グループ討論 | 夕食会 |
8月2日(土) | テーマ(4) テーマ(5) |
触媒は社会の持続的発展の鍵である。計算化学が触媒開発に果たす役割は大きい。開発現場では実験と計算の迅速な対話が必須である。藤本らの"Paired
Interacting Orbitals"解析法に基づいて拡張ヒュッケルMOを用いるWindow's版解析用ソフト"LUMMOXTM"を開発した。手軽さが最大の特徴である。以下の例を紹介する。反応の理解:「気相ベックマン転位はなぜ進行するのか」性能の予測:「ポリプロピレンの分子量予測」反応経路の探索:「フェノールの酸化カップリング経路探索」
マツ林の多くは自然林である照葉樹林が人為的に撹乱されたことにより生じた二次林であり、西日本の大面積を占めていた。しかし、マツ材線虫病を原因とするマツの大量枯死により、現在マツ林面積は激減した。マツ枯れ被害は広葉樹が定着している遷移後期のマツ林で大きく、またマツ枯れ後に広葉樹林への遷移が促進されることも多い。植生学的にみるとマツ枯れ現象は人為により成立した二次林が、自然林へ戻る過程の一つともいえる。
遷移金属化学は、有機合成を支える重要な数多くの合成手法を提供してきた。最近、ハロゲン化アルキルやクロロシランなど、従来型の触媒系では利用することが困難と考えられてきた基質を用いる新しい合成反応が開発され、有機金属化学の新分野の開拓が進んでいる。講演では、アート型遷移金属錯体を活性種とする触媒的アルキル化およびシリル化反応について述べる。
鉱油系の絶縁油に微量に混入したPCBをカリウム・ターシャリー・ブトオキサイドを用いて分解するt-BuOK法と、高濃度のPCBを水素で脱塩素化処理するPd/c触媒法とについての開発経緯を中心として、電力会社等での自家処理および国が進める国内5ヶ所での広域的なPCB処理施設の設置の動きの中で、PCB処理が抱える問題点について触れる。
燃料電池は高い発電効率と優れた環境特性を有していることから、早期商品化や幅広い分野への展開が期待されている。各種燃料電池の中でも自動車用や家庭用として現在急速に開発が進んでいる固体高分子型燃料電池(PEFC)の場合は燃料として水素を利用するため、原料の炭化水素やメタノールを水素に変える改質システムが必要で、その開発は特に重要な技術開発課題の一つとされている。ここでは各種燃料電池の開発動向と燃料電池用改質システムに関わる各種触媒技術の現状と課題を概括する。
半導体光触媒を用いた光エネルギー変換および環境改善に関する研究が精力的に行われており、光触媒の高活性化はその信頼性向上のための重要な項目である。本講演では、様々なソルボサーマル法を用いることで高活性な光触媒が合成できることを紹介するとともに、これまで実施が難しかった光触媒の物性−活性相関の解析から得られた知見を解説する。また、これら光触媒の環境改善への応用についても説明する。
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